業績の概況

2018年12月期業績について

2018年12月期において、当社は、株式会社エスエムエンターテインメント(韓国)が親会社となり、同社を中核としたSMエンターテインメントグループ傘下に入り、グループとしてのブランディング化を図るため、商号を株式会社デジタルアドベンチャーから株式会社ストリームメディアコーポレーションに2019年1月1日付で変更いたしました。これに伴い、既存事業で当社が培ってきましたアーティストマネジメントからファンクラブ運営、イベント開催、グッズ企画製作・販売等の一気通貫での関連サービス提供を礎として、新規事業であるモバイルエンターテインメントコンテンツとプラットフォーム構築のための準備を開始いたしました。

当事業年度においては、ライツ&メディアコミュニケーション事業では、ファンクラブ運営、ファンミーティング等のイベント開催、アーティストアルバム等のCD、DVD、ブルーレイなど販売、並びに大型ドラマ版権の放送・DVD等事業化を行ってまいりました。放送事業では、前事業年度より準備を進めておりました新チャンネルKchan!韓流TVを1月に開局し、若年層をはじめとした新たなターゲット層へ向けたリニア配信サービスを開始し、自社テレビ局KNTV・DATVとあわせて韓流3チャンネルの運営による継続的な視聴料収入の安定化を図ってまいりました。
利益面では、Kchan!韓流TVのオリジナル番組制作などの先行投資や、番組償却額増加などにより放送事業で原価が嵩んでおります。
この結果、売上高は70億58百万円(前期比9.2%減)、営業利益73百万円(前期比75.6%減)、経常利益73百万円(前期比76.3%減)、当期純利益61百万円(前期比78.8%減)となりました。

主な事業部門別の業績は以下のとおりとなります。

(ライツ&メディアコミュニケーション事業)

イベント・マネジメント事業では、大型案件はなかったものの韓国人気アーティストグループHIGHLIGHTのファンミーティングや同グループメンバーのミニライブ、人気アイドルグループGolden Childのファンミーティングなど年間を通してイベントを開催いたしました。アーティスト物販では、キム・ヒョンジュン、Golden Childをはじめとしたアーティストのシングル、アルバム等のCD、DVD、ブルーレイなどの販売を行っております。
ファンクラブ事業では、韓国ガールズグループMAMAMOO(ママム)の日本公式ファンクラブ開設など、新規案件ならびにファンクラブシステム開発・運用の本格稼働に取り組み、事業拡大を図ってまいりました。
版権事業では、引き続き大型ドラマ版権のKNTV、DATVでの放送をはじめ、CS・BS・地上波での放送が決定しており、DVD・VOD化事業も順調に推移いたしました。
この結果、売上高は48億55百万円(前期比10.6%減)、セグメント利益は3億67百万円(前期比4.4%減)となりました。

(放送事業)

放送事業では、前事業年度より準備を進めておりました新チャンネルKchan!韓流TVを1月に開局し、若年層をはじめとした新たなターゲット層へ向けたリニア配信サービスを開始し、自社テレビ局KNTV・DATVとあわせて韓流3チャンネルの運営による継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図ってまいりました。
KNTVでは、東方神起、EXO、SHINeeをはじめとしたSMアーティストが大集結したバラエティ番組やドラマを継続的に放送、SMアーティスト総出演のSMTOWN LIVEを2か月連続独占日本初放送、また「黒騎士」「推理の女王2」「油っぽいメロ」「フンナムジョンウム」など話題作を日本初放送、DATVでは、「第32回ゴールデンディスクアワード」を韓国から独占生中継、「ランジェリー少女時代」、「その男、オ・ス」、「清潭Key-chin」、華流ドラマ「メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~」などを日本初放送、また年末には恒例の2018 MBC「芸能大賞」「演技大賞」「歌謡大祭典」をKNTVで3夜連続生中継、2018 SBS「演技大賞」、「芸能大賞」をDATVで2夜連続生中継するなど、話題を提供してまいりました。Kchan!韓流TVでは、オリジナル番組に注力し、平日レギュラー番組「JGのハルハルTV」をベルト編成、K-POP番組「Power of K」を毎月ソウルから生中継、また6月には「Power of K in Japan 2018」の公開生中継ライブで話題を提供するなど、視聴者獲得を図ってまいりました。
利益面では、Kchan!韓流TVのオリジナル番組制作などの先行投資や、番組償却額増加などの要因で費用が嵩んでおります。
この結果、売上高は23億11百万円(前期比3.8%減)、セグメント利益は58百万円(前期比79.3%減)となりました。

2019年12月期の見通しについて

2019年1月1日~2019年12月31日の見通しについては次のとおりとなります。

当社は、当事業年度においてSMエンターテインメントグループ傘下に入り、次期においては、基幹事業である放送事業の収益拡大を図るとともに、既存事業で当社が培ってきましたアーティストマネジメントからファンクラブ運営、イベント開催、グッズ企画製作・販売等の一気通貫での関連サービス提供を礎として、新規事業であるモバイルエンターテインメントコンテンツとプラットフォーム構築を本格的に進めてまります。当事業を当社の新たな柱として成長させ、安定した事業収益を確保できる経営体制構築に取り組んでまいります。

各事業部門の見通しは以下のとおりとなります。

(ライツ&メディアコミュニケーション事業)

マネジメント・イベント事業・ファンクラブ事業では、所属アーティストはじめとしたより幅広いアーティストの日本での積極的な活動を目指し、ファンクラブシステム運用体制の効率化・安定化に取り組むことで、安定的な収益確保を目指してまいります。
版権事業では、大型ドラマ版権の話題作の獲得を進め、放送・DVD・VOD事業化に共同事業等でのリスク分散を視野に入れつつ、短期間での収益化を図ってまいります。
新規事業では、既存アーティストは勿論のこと新たなアーティストも取り込んだモバイルエンターテインメントコンテンツとトータルプラットホーム構築を推進するため、開発チームの人員を強化し、既存事業のシステム運営体制およびコスト見直しを図るとともに開発に着手してまいります。

(放送事業)

放送事業においては、当事業年度に新チャンネルKchan!韓流TVを1月に開局し、若年層をはじめとした新たなターゲット層へ向けたリニア配信サービスを開始し、自社テレビ局KNTV・DATVとあわせて韓流3チャンネルの運営による継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図ってまいりました。次期においては、各チャンネルの特性を生かした番組編成体制をより強化し、Kchan!韓流TVでは生中継とオリジナル番組の充実によりさらなる視聴者層の開拓を目指し、3チャンネルでの相乗効果による継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図ってまいります。

2019年12月期業績は、ライツ&メディアコミュニケーション事業でファンクラブシステム運用の本格稼働による増収が見込まれるものの、大型アーティスト物販の減少が見込まれること、放送事業で引き続きオリジナル番組制作等での経費が嵩むことが見込まれるため、売上高58億円(前年同期比17.8%減)、営業利益80百万円(前年同期比8.7%増)、経常利益80百万円(前年同期比9.6%増)、当期純利益70百万円(前年同期比14.1%増)を予定しております。